美容師アシスタントが辞めたいとバックレ、悩みの理由・解決策とは

どんなお仕事も楽なものではありませんよね。
特に、美容師業界ではアシスタント時代がとても大変だといわれています。
大変がゆえに悩みに悩んで辞めたいと思ったり、ストレスを溜めてしまい病気になったという話もよく聞きます。
実際に私もアシスタント時代は悩みが尽きなかったです。

とにかくアシスタント時代は雑用が多く、美容師としては関係のない仕事も任されますし、お客様と会話をする時間も少ないです。
そして、営業時間中はお店やお客様の為にアシスタントの業務を行うので、
自分の「技術」を磨くことはできません。
それに、カット・カラー・シャンプー・ブロー等の内部試験に合格しなければスタイリストになることができない為、朝は誰よりも早く店舗に行き営業後には遅くまで自主練習をしています。
ただでさえ忙しく肉体労働な仕事なのに、アシスタント期間中の毎日は休む暇がないほど仕事と練習に追われてしまいます。
こうしたことから、美容師が退職する8割の原因が入社から3年のアシスタント期間中に辛くて辞めてしまうといったデータがあるんです。

そもそも美容師はアシスタントやスタイリストに関わらず、仕事自体が大変です!
メンタルに自信がある方でも落ち込んでしまう原因が様々あります。
悩み辞めたいと思う理由で多いものを、今回はまとめてみました。
解決方法やアドバイスなども含めて考えてみましたので、一緒に乗り越えていきましょう。

目次

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美容師アシスタントの主な仕事内容は?

美容師アシスタントの仕事内容は
・シャンプー
・マッサージ
・カラーやパーマの準備
・掃除や後片付け
・その他の雑務
などなど美容室がスムーズに運営できるよう掃除や雑務、受付などを行ったり、先輩であるスタイリストのサポートをすることが主な内容です。

美容師アシスタントが辞めたいと悩みを感じる理由1.勤務時間が長いため自分の時間がとれない

美容師アシスタントはとにかく業務内容が多いため勤務時間が必然と長くなってしまいます。
ほとんどの美容師アシスタントは出勤は一番先で、退勤は一番最後ってことが多いようです。
内部試験に合格しないと、業務中お客様のシャンプーをすることもできない為、とにかく自主練習をしないといけません。
また、カットなどの実技の練習は営業時間外に行うため、ほとんど毎日残業しなければならない美容師アシスタントも少なくありません。
私は、早く上達したかったので休日でも同期と一緒に朝練をすることがよくありました。
カラーの勉強もしなければならない為、自分の時間がとれず、美容師の仕事が本当に好きじゃない限りストレスを感じて辞めたいと思ってしまいます。

実際にこんな口コミがありました。

9時に出社して11時〜22時まで美容師業務、23時ごろ退社していました。
朝練習に7時に行ったりして、ほとんど仕事の日はプライベートの時間はありませんでした。
営業時間以外にもポップなどを作る係にされたりするともっと時間を削られます。
休日も講習会があったり、休日でも自分のお客様のいる時間は無償で出勤することが当たり前の環境であったりして、ほぼ休みはありません。
講習や年間行事などで静岡に行くことが多く、移動にも時間がかかりました。

出典:Vorkers

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美容師アシスタントが辞めたいと悩みを感じる理由2.手荒れや腰痛などの体調不良で悩み、精神的に落ち込む

これは美容師アシスタントだけの悩みではありません。タオルやカラー剤の付いた洗い物をしたり、シャンプーやドライヤーなどを繰り返す為、手の油分がなくなり乾燥してしまいます。手荒れがひどくて爪の根元が剥がれたり膿んだりしている同期もいました。
そうなると、自信がなくなり精神的に落ち込んでしまいますよね。

そして腰痛ですが、美容師アシスタントはよくシャンプーをします。シャンプー台に立つと前かがみの姿勢になることが多いので、腰痛がひどくなってしまいます。
なので休日にマッサージに行ってリフレッシュすることが解決策です。

美容師アシスタントが辞めたいと悩みを感じる理由3.お客様との会話が少ないまたは、話のネタに悩む

美容師アシスタントは、基本ヘルプ作業で一日が終わるため、スタイリストになるまでは一人のお客様を担当することはありません。
会話をするにしてもシャンプーやドライヤーなどの短時間しかチャンスがないので
お客様に満足してもらう喜びを感じ取りにくく、モチベーションが下がってしまい、自信がなくなって悩み辞めたいと考えるようになる方もいます。

しかし、その短時間のチャンスがあっても、いざ何を話せばいいのかという話のネタに困ってしまいますよね。
それにまだ不慣れなアシスタントにとっては施術に集中したい中、話のネタを考えるはとても難しいと思います。
でもお客様には少しでもリラックスしてもらいたいし、さらに楽しんでもらえたら嬉しいですよね。それにお客様の印象にも残りやすくもなりますから、会話に悩んだらまずは一般的な「天気の話」や「時事ネタ」、「ヘアケアの話」などからはじめてみるといいかもしれません。
慣れてきたら「趣味の話」や「休日の過ごし方」などが聞ければ、会話を掘り下げるチャンスです。

ですが注意しておくこともあります。
それは、施術中とにかく会話をすればいいという訳ではないということ。
お客様も会話をすることが苦手だったり、雑誌を読んだり携帯で作業している場合「話しかけないで欲しい」という合図かもしれません。
このように美容室では静かに過ごしたい人も居ます。そんな時は、いくつか話題を振って判断してみましょう。

とにかく、コミュニケーションや話題を切り出すには”慣れること”が大切ですので、先輩スタイリストのサポートをする際に、スタイリストとお客様との会話に参加させてもらうなど、アシスタント時代から慣れおくことで悩みが少しでも減る解決策なのではないでしょうか。

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美容師アシスタントが辞めたいと悩みを感じる理由4.お給料が少ない

美容師は他の職業と比べると、やっぱりお給料の平均額が低い仕事です。特にアシスタント時代は、スタイリストとは違って収入が安定しなければ、悩みの種になり、そのうち転職を考えると思います。東京都の美容師アシスタントのお給料の相場は正社員で月収13万~17万ほどです。お給料が低くても有名サロンで働きたい。と思う人が多いため、東京都の有名サロンほど安くなる傾向があり、月収10万といったケースもあります。

私は仕事で使う道具や練習道具を実費で買うことが多かったので、なかなか自分の趣味にまで当てられくなることが悩みでした。
それに加えて、ファッションに掛けるお金も考えなくていけませんので、毎月の生活がかつかつになってしまう事も。。

しかし、この一番大変なアシスタント時代を乗り切れば、いずれスタイリストとなり、自分のお客様が増えどんどん経験を積むことでトップスタイリストへとキャリアアップしていき、経営者やオーナーなど独立する事も夢ではありません!
何店舗も経営しているオーナーの中には年収3,000万円を超す人も居ます。

美容師アシスタント時代の今は収入が少なくて悩みになる事もあるかと思いますが、今頑張っている努力はあなたを裏切りません。
これから成長と共に収入も付いてくるので、大丈夫です。

美容師アシスタントが辞めたいと悩みを感じる理由5.人間関係が疲れる(精神的に落ち込むしメンタルも病みがち)

美容師業界は体育会系のような雰囲気があり、先輩の言うことは絶対という暗黙のルールがあることもあります。
先輩や店長がスタッフにえこひいきをしたり、使い走りにされたり、問題のある扱いを受ける事だって少なくありません。例えば休日に先輩の趣味に付き合わされたり・・・。お客様に満足してもらう事が美容師の仕事ですが、それとは全く関係ないようなところで努力を強いられます。
あくまでも「仕事上の関係」と割り切り、期待しないことがいいでしょう。
メンタルが強い人はそういませんから、毎日顔を合わせる事が嫌で精神的に落ち込み病んでしまいますよね。
私は人間関係の悩みが一番、辞めたいと感じてしまうパターンが多いように感じます。

そんなときは、その場から離れる選択がいいでしょう。

実際の口コミサイトをみてみましょう。

体育会系の業種のため、上下関係やチームワークが求められる。終業後のトレーニング、早朝トレーニングは当たり前であり、勤怠などを起こすと相応の罰則がある。

出典:Vorkers

美容師アシスタントが辞めたいと悩みを感じる理由6.研修や勉強会で休みがとれない

忙しいと言われる美容師アシスタントでも休みはあります。ですが、一般企業と比べると休日は少なくて、その休日にも研修や自習練をしたりと、なかなか丸一日休みが取れることが少ないのです。
例えば、外部講習会といった勉強会に参加しなければならないこともあります。
この外部講習会などの勉強会は、美容関連企業・大手サロン・人気美容師などが主催するものでディスカッションを中心としたセミナーや、講演などもあれば実技指導が中心の勉強会もあります。
単発講習や数回コースの場合、費用の数千~数万円は自己負担になってきます。
こういった研修や勉強会で十分な休みが取れないという悩みは蓄積されてやがて辞めたくなってしまうことに繋がるそうです。

でも、無理ばかりしているとストレスや疲労が溜まり体調を壊してしまいます。
それに仕事にも影響が出てしまっては元も子もありません。たまにはしっかりと休息を取りましょう。

美容師アシスタントが辞めたいと悩みを感じる理由7.自分に「センスがない」 と自信がなくなり自己嫌悪感に陥る事も

美容師の仕事は”技術職”です。一般人にはないようなスキルを提供して、その対価をいただくのが美容師の仕事になります。
お客様に満足してもらえなかったりすると、自分のセンスやスキルに自信が持てなくなり、メンタルが病んでしまう方が多いです。
また、お客様に怒られてしまうと、相当落ち込んでしまいますよね。
シャンプーを任された際にお客様に水がかかり、ひどいとメイクや洋服を濡らしてしまったり…普段練習してるのにミスしてしまう事ってありますよね。
ですが、みんなそうです!美容師のアシスタントなんて経験不足が当たり前なんです。
スタイリストになるまでには、かなりの時間を使って勉強や練習をするものですから。
「センスがない」かどうかは、まだまだ分かりません!「自信がない…」はどうとでもなります!日々勉強して実践すれば、それに比例して上達するものです。

それでも過剰に頑張りすぎてメンタルが崩壊してしまったら元も子もないので、何か悩みを抱えているなら、いっそのことサロンを変えましょう。

美容師アシスタントが辞めたいと悩みを感じる理由8.なかなかスタイリストになれない

美容師アシスタントがスタイリストデビューするまで、およそ平均3年はかかるといわれています。今まで書いてきた通り、この”3年間”が美容師として最も過酷なため、なかなかスタイリストになれなくて自信がなくなり辞めてしまう人がとても多いそうです。
いつになったらお客様の髪の毛が切れるようになるのかを考えながらゴールが見えず、毎日夜遅くまで練習が続いてしまうんだとか。また、スタイリストになれないと、お客様からの指名が貰えないため、給料が上がることもありません。
シャンプーの練習のし過ぎで腰がヘルニアになってしまったり、スタイリストへの道はなかなか険しそうですね。

美容師アシスタントが辞めたいと悩みを感じる理由9.美容室でのいじめで精神的に落ち込む

美容師を目指す美容学生の中でもいじめ問題は、不安に感じる部分の一つなのではないでしょうか。
いじめのないサロンに就職できればいいのですが、実際に輪の中に入ってみないと分かりませんよね。
アシスタント時代は”失敗”が当たり前ですし、沢山失敗して怒られることで自分の成長に繋がるものです。
しかし、それがエスカレートして店長や先輩にいじめられてしまっては、成長もやる気も何も起きてこないですよね。
幸いにも、私の働いていた美容室ではいじめはありませんでしたが、いじめが原因で美容師自体を辞めた方の話も聞いたことがあります。そういった方が少しでも減るように、思い切って美容室(サロン)を変えるという解決策がある事を忘れないでください。

美容師アシスタントが辞めたいと悩みを感じる理由10.ノルマがつらくて悩みが尽きない

美容師アシスタントにはいくつか、ノルマが課せられることがあります。
①販売ノルマ
シャンプーやトリートメントなどの商品をお客様に販売する数のノルマです。
シャンプーの仕事が多いアシスタントは、それらのサービスをした後に販売勧めることで購入してもらいやすくなるので、カットなどでサロン運営に貢献できないアシスタント時代に月に○個売るといった厳しいノルマがある事があります。
②広告ノルマ
クーポンやチラシを店先や駅前で配布する枚数のノルマです。
この仕事はアシスタントを中心に課されることが多いです。
配っても皆が受け取ってくれるわけではないので何時間も立っていると精神的につらく思ってしまいますよね。
③モデルカットノルマ
美容師アシスタントからスタイリストに昇格するための条件として、ヘアモデルを○人カットしたら合格、といったノルマが課せられます。サロンによって仕組みは異なってきますが、月に決まった人数を数ヶ月連続といったものや、合計で○人といったもの。またはロングやショートといった髪型によって人数が決まるパターンもあります。
大変なのは、ヘアモデルを自分で探し出すことです。街でたくさん声をかければいいというものではなく、服装もチェックしてその人のファッションに合う髪型を提案したりといった見分け方も大事なポイントになってきます。
そして、カットモデルのノルマはスタイリストに昇格しても定期的にあるサロンもあるようです。

参考:https://relax-job.com/more/52582

美容師アシスタントは「飛ぶ」「バックレる」人が多い!?

美容師アシスタントは、悩みに悩んで辞めたいと思った時の退職の際に「飛ぶ」「バックレる」人が多い職業なんです。

美容師アシスタントに限らずスタイリストや、他業種でもバックレて辞める人は居ますが…、美容師程多くはないと言います。
ではなぜ「飛ぶ」「バックレる」といった辞め方をする人が多いのかお話します。

美容師が職場を辞める時、普通に辞めていく人も多いのですが、バックレて辞める人だって多いのです。
そもそもバックレの定義としては…「無断で欠勤し、そのまま仕事に行かない」です。
当然バックレなので、先輩や店長又はオーナーには「辞めたい」なんて言ってないです。
また、美容師の仕事は過酷なので、離職率が高いことからも「飛ぶ」「バックレる」人というのは、多くなりがちといえます。

一口にバックレといっても、種類は様々です。
・面接バックレ
・初出勤バックレ
・無断欠勤バックレ
・休憩バックレ
休憩バックレ、嘘かと思いますよね。出勤はするけどお昼休憩中に抜け出してそのまま帰ってこないで飛ぶだなんて…
でもこれも、実際にあることなんです。もう異常者ですね(笑)でもそれだけ辛いおもいをしたという事でしょうか。

なんでバックレるの??

飛んだりバックレるのが、一番”楽”だからでしょう。
『アシスタント業務が辛い…』
『寝坊して出勤するのが決まずい…』
『人間関係に悩み辛い…』などなど

美容師アシスタント時代は特に激務ですし軽く鬱状態になってしまいバックレたくなる気持ち分からなくはないですが、これを行動に起こしては問題ですよね。
あとは、職場を辞めたいと相談しても辞めさせてくれないといったパターンもあります。
このような場合に、急に飛んだりバックレたりする事もあるでしょう。

バックレすることで起こるデメリットとは
実は、美容師業界は意外と狭いのでバックレたという情報が次の職場に回ってしまうこともあります。
他にも、
・その地域を歩くのが怖くなる
・家まで来る可能性は普通にある
・実家の両親に連絡がいく
・バックレ癖がつく
などなどデメリットは多くあって、今後の生活や仕事にも影響する可能性もあります。

本当に辛くて悩み、辞めたいと思うならきちんと正式に退職願を提出しましょう。
万が一、辞めさせてくれなくても辞める方法は他にもあるので「飛ぶ」「バックレ」などの辞め方は選択肢から外しましょう。

美容師アシスタントを辞めたいけど辞めない方が良いパターンって?

実は人間関係に悩んでいても、転職を辞めた方が良いパターンもあるのでご紹介します。

美容師アシスタントを辞めない方が良いパターン1.自分に明らかな原因がある

今悩んでいる人間関係があるなら、それは相手に原因がある又は自分に原因がある。
そのどちらかだと思いますが、”自分に原因がある”場合、転職してもほとんど意味がありません。

例えば、あなたが毎日のように遅刻してきたり、店長や先輩スタイリストの言う事もろくに聞かないような勤務態度の悪い人だったとしたら…
そんな酷い人は少ないと思いますが、こういった場合人間関係が上手くいくことは絶対にありません。

今悪化している人間関係の原因が相手にあるのか、それとも自分にあるのかをよく見極める必要があります。

ところが一方で、美容師アシスタントによっては人間関係がうまくいかないのは全て自分のせいだと決めつけてしまう方も居るそうです。
でもそうではなく、第三者目線で客観的に見て何が原因なのか、なんでトラブルが起きたのか…
これをしっかりと考えましょう。
そして、その原因が相手の理不尽によるものなら、今すぐにでもサロンを変えるか転職するべきだと思います。

また一見厳しい店長や先輩スタイリストでも、実はあなたの成長を思って叱ってる場合があります。
そんな先輩の元で働いている場合「理不尽だからすぐ辞めたい」という判断をするのは間違っているのかもしれません。

今悩んでいる人間関係はどうなのか?今一度しっかりと見直してみてください。

美容師アシスタントを辞めない方が良いパターン2.自分が成長出来る要素がある

あなたが将来、美容室の店長やオーナーなど、上に立って人をまとめる立場になりたい場合には今の人間関係が辛いからと言って、すぐに辞めるべきではないです。

上に立つ人間というのは、どんなクセの持ち主でも上手くコントロールできる人間でなければなりません。

部下の性格や能力、態度といったトータル的な部分を把握した上で、モチベーションをコントロールさせなければ、うまく経営は成り立たないと思います。

将来店長や開業を目指してる美容師は、今は”勉強”だと思って理不尽な仕事仲間にしばらく向き合ってください。
その経験が後々、あなたの役に立つと思います。

辞めたいと悩みを抱えてしまった時の解決方法やアドバイス

「メンタルもたない…美容師辞めたい…」と思ったら、辞めちゃいましょう!っていうのは、最後の選択肢として残しておいて、まずは家族や友人、または同業の友人や先輩に必ず相談をしましょう。
あなたを良く知っている人からの意見は参考になるはずですし、新しい視点での考え方を教えてくれますよね。
次に解決方法としては美容室(サロン)を変える、つまり”転職”という選択肢があります。
美容師に憧れて専門学校に通ってずっと頑張ってきたのに、会社や先輩に認められず辛い思いをして悩んでしまったら、何の為に美容師を目指してるのか分からなくなってしまいますよね。
でも頑張ってきた時間と努力、技術は絶対にあなたを裏切りません!
それに、アシスタントが居なければスムーズに営業することも難しくなってきます。
掃除や在庫管理などの雑用は美容室運営にとって、なくてはならない存在ということです。
スタイリストのヘルプ業務はお客様にとって満足していただけることに繋がっていますから、少なからず遣り甲斐はあるのではないでしょうか。

転職を考える際には、きちんと自己分析をして、どういった方針の会社なら頑張れるのかというところを重点的に考えてみてください。
私自身、UNIX(ユニックス)の様に転職先の福利厚生などの環境がとても良かったことで、辞めずに今でも続けられることができています。
そして何より大きな源になったのは、お客様を可愛くかっこよくしてあげられたり、その人の人生にとってのHAPPYを届けられたことです。
お客様に喜んでいただくことがモチベーションに繋がり、美容師になって良かったと思わされます。

美容師から転職する際に向いている職業は?

万が一美容師を辞めてしまったら、次は何の業種が向いているのか考えてみました。
悩んでいても何も変わりませんよね、人生まだまだ半分も生きてませんからね。笑
悩み、思い立った時から勉強しても全く遅いことなんてないんです。
美容師(アシスタント)が辛くて辞めてしまったら、新しい業種に環境をガラッと変えて、これまでの悩みをなくしましょう。

転職したことで選んだ業種にもよりますが、もちろんメリットがあります。
1.労働時間が少なくなる。土日も休むことができる。
美容師(アシスタント)では当たり前の、連日に及ぶ早出や深夜までの練習、また休日にも研修や練習といった習慣がある職業はほとんどありません。しかし、美容師でなくても残業は多くの業界であるものです。
ですが土日休みが確定してる職業も多くあり、美容師アシスタント時代の様に休日に職場へ行く業種などほとんどないです。
また、体調不良であっても出勤しなければならない美容室もある程ですから、美容師から転職するには、休みが自然に増えそうです。

2.給料が上がる
実は国家資格の中でも最も給料が低いと言われている職業が美容師なんです。
実際の平均年収額も284万円となっています。
もちろん、オーナーやカリスマ美容師になりさえすれば給料(年収)は上がりますが、簡単に昇給したり独立したりできるような職業ではないので、どの業種に転職しても今よりは給料(年収)が下がることは、ほとんどないでしょう。

3.売上などのプレッシャーを感じずに働ける
他業種では、売上を気にすることなく任された仕事を淡々とこなすような”ノルマ”を気にしなくてよい職業がたくさんあります。
役職が付いたり、営業業務であれば売上を気にしなければなりませんが、自ら選ばない限りはプレッシャーを感じることなく働けるでしょう。

4.手荒れや、腰痛に解放される
水を多く扱うレストランやカフェといった業種は別ですが、ほとんどの場合手荒れや腰痛からは解放されるでしょう。
積み重なるシャンプーにより悪化する腰痛も、解消できるでしょう。
自分のペース配分で休憩をとったり仕事ができる環境がたくさんあります。

以上いくつか挙げてみましたが、美容師から転職するメリットは他にもありそうですよね。

美容師の武器は、「クリエイティブスキル」「コミュニケーション能力(smile重要)」「忍耐力」です。
カットやスタイリングが上手なだけでは、とても務まらない仕事です。
お客様と自然なコミュニケーションが取れることはもちろん、最新の流行りやオシャレに敏感なクリエイティブ能力も必要です。
そしてなんといっても、アシスタント時代に培った忍耐力。
こういった美容師技術以外の部分は、どの業種でも大いに求められる重要要素です。

<美容師から転職するおすすめの職業>

①事務職・営業アシスタント

・一般事務の平均年収:320万円

事務職は、コミュニケーション力が必要になってくる仕事です。
個々にコツコツ仕事を行うイメージがあると思いますが、実はチームとして業務を進めているところがほとんどです。
その為、部署内のコミュニケーション力はもちろん、来客や電話対応などの接客対応や他部署との連携も併せて行わなければなりません。
事務職にはPCスキルも必要ですが、それと同時にコミュニケーション力も必須なので、美容師には向いているのだと思います。

営業アシスタントも同様で、顧客からの問い合わせ対応や見積書作成まで行うことで、営業の方の負担が軽くなるように業務を行います。
なので、アシスタント時代にやっている先輩のサポート経験や接客力が活かせる業種なのではないでしょうか。

②美容関係の営業職

・法人営業の平均年収:452万円
・個人営業の平均年収:425万円

美容関係のメーカーの営業職もおすすめな理由ですが、やはり美容薬剤などの知識がある分、
営業職として的確で説得力のあるプレゼンができる為、元美容師経験がある人というのは重宝されているのだそう。

③医療・福祉業界

・介護職の平均年収:339万円
・歯科助手の平均年収:288万円
・医療事務の平均年収:309万円

医療や福祉業界には、介護、歯科助手、医療事務などが代表的ですが、これらは医療の資格を学びながら働けたり、資格がなくても働けるところもあります。
人と関わる仕事なので元美容師にはお勧めです。
また、少子高齢化社会問題で地方も人手不足となり、転職には苦労しにくいと思います。

④美容ディーラー

・美容ディーラーの平均年収:320万円

美容ディーラーとは、美容室にシャンプーやトリートメントなどを卸す職業です。
商品が発売すれば、美容師への研修を行ったり、時には営業も行います。
髪に対する知識が求められる仕事なので、元美容師であればスムーズに仕事を始められるので転職には向いている職業だと思います。

⑤ウィッグ・かつら関係

・ウィッグ・かつら関係の平均年収:303万円

美容師としての経験を活かしてウィッグやかつらを作ったり関わる仕事に就くこともお勧めです。
ハロウィンなどの影響からか、コスプレの需要が高まっており、数多くの企業が作成者を求めています。
実際に職人になって収入を安定させるにはかなりの根気が必要になってくるかもしれませんが、ドラマや映画製作にも携わることもできるでしょう。

⑥販売・サービス職

・接客/販売の平均年収:301万円

販売・サービス職といっても幅広い職業がありますが、アパレルや旅行会社、ホテル、家電量販店などに勤務することは、お勧めといえます。
人とコミュニケーションを多く取る販売・サービス業は、人と接したい人には向いています。
また、転職先も見つけやすいです。

⑦クリエイティブ職

[IT・Web業界]
・プログラマー(オープン系・Web系)の平均年収:403万円
・アプリケーション設計(オープン系・Web系)の平均年収:508万円
・ITコンサルタントの平均年収:655万円

[クリエイティブ職]
・Webプロデューサー/ディレクターの平均年収:473万円
・アートディレクターの平均年収:513万円
・Webデザイナーの平均年収:360万円

PC作業が苦手ではない人にはクリエイティブ職などのIT業界がお勧め。
また、Webデザイナーやライターとしてスキルを磨くことで、高い収入も見込めます。
実際に元美容師から未経験で、IT業界に転身した人も多く居るそうです。

そしてクリエイティブ職の仕事は、時代のニーズや流行を捉える必要があるので、美容師としてオシャレに敏感な人には向いています。
自分が企画したサービスを発信していけるのが、クリエイティブ職の魅力です。

参考:https://tenshoku-nendo.com/article-beautician-job-change/

以上、平均年収と共におすすめの職業を提案してみましたが、美容師として積んできた経験を活かせる転職先って結構あるんですね。
はじめは馴染めるかな?と悩みが出てきてしまうことと思いますが、実際に働き始めると美容師アシスタント時代に培った忍耐力とコミュニケーション力で、案外楽しく働けてしまうものですので、みなさんの参考になれば嬉しいです。

自分に合ったサロンを見つける

UNIX(ユニックス)というサロンでは、福利厚生はもちろんのこと慶弔見舞金制度や休暇・休日の対応があついようです。
なんと、「年間休日110日」「週休2日制/年2回7日間の長期休暇」といった方針があるんです。
UNIX(ユニックス)公式ホームページにしっかりと書いてあります。
“年2回7日間の長期休暇”ってとても魅力的ですよね!
また、研修制度も充実しており、受講料無料だったりと、嬉しいことがたくさんあるようです。
そしてお給料ですが、専門卒で18万~大卒で20万円~とあります。
休みも多くリフレッシュでき、研修も受講料が無料なのはアシスタントにとって嬉しいことです。
さらに、『美容師免許取得支援制度(学費支援)』があり、美容師になりたいけど専門学校に通うことができない方の為にUNIX(ユニックス)がサポートしてくれるようです。
実際の現場で働きながら美容師免許が取れるということは、経済的にも技術的にもいち早く慣れることができ、とても効率的だと思います。

東京だけではなく埼玉・千葉・神奈川にも展開していました。
こういったUNIX(ユニックス)のようなサロンはきっと探せば他にもあると思いますので、
もし今、悩みを抱えているのなら私の記事を読んで、少しでも参考にしてもらえたらと思います。

美容師アシスタントが辞めたい・悩み・バックレる理由・解決策とはのまとめ

悩みが尽きない、辞めたいな…と悩みを持つ原因としては、
やっぱり職場環境が大きく関わってくるのだと思います。なので、「生涯働ける会社」と謳っているUNIX(ユニックス)の様な、福利厚生制度がきちんと充実している働きやすい会社を見つける事がとても重要です。

福利厚生制度が充実していることを確認した上で、どんな職場環境なのか実際にお客様としてサロンに足を運んでみて自分の目で確認するのも良いですね。
転職というと一見ネガティブなイメージですが、もっとあなたに合ったあなたが輝ける場所が見つかるはずです。「現実逃避」ではなく「挑戦」のつもりで、就職活動に踏み切ってみましょう。