最近、マスクの擦れが原因で肌荒れする頻度が多くなりました。
しかも、20代の頃と比べると治りが悪くなった気がします。
「美肌にはターンオーバーが重要」「ターンオーバーが早まると肌荒れも改善する」などと美容雑誌でよく読みますが、特にケアすることもなく…。
ただ、年齢的にもそろそろ内側から綺麗になる必要があるなと思ったので、今回はターンオーバーについて調べてみようと思います。
目次
ターンオーバーの仕組みとは?
私たちの肌は、一定周期で「古い肌→新しい肌」へと生まれ変わります。
これが肌のターンオーバーです。
①表皮の一番底で細胞分裂が起き、新しい皮膚細胞が生まれる。
②一定期間が過ぎると古い角質が剥がれて新しい細胞へと入れ替わる。
この工程を約6週間のサイクルで繰り返し、新しい肌を作っているのです。
ターンオーバーが遅いとどうなる?
ターンオーバーが遅くなると、
- 肌がくすんで見える
- シミやニキビ跡が濃くなる
- 肌が固くなりゴワツク
- 肌の老化を早める
など肌トラブルの原因に繋がります。
ターンオーバーは年齢とともに遅くなる傾向がありますが、若い人でも睡眠不足・栄養の偏り・過度な飲酒や喫煙と乱れた生活をしているとターンオーバーが遅くなります。
「若いから大丈夫」といった油断は禁物です。
美肌のためにも毎日の生活習慣には気をつけましょう!
ターンオーバーを早める方法
ターンオーバーを早めるには以下の3つを意識してみてください。
充分な睡眠をとる
ターンオーバーを早めるホルモンは、睡眠中に分泌されます。
とくに、22時〜深夜2時に最も多く分泌されるので、この時間帯はなるべく睡眠を取るようにしましょう。
また、就寝1〜2時間前に入浴するとリラックス効果が高まり、質の良い睡眠をとることができます。
40℃程度のお湯だとさらに効果的なのでおすすめです。
ビタミンB群を取る
ビタミンB群にはターンオーバーを早めるために重要な栄養素が含まれています。
その中でも、ビタミンB2は肌を保護し細胞の再生を助ける役割があるのでターンオーバーを早めるために欠かせない栄養素です。
・レバー
・牛乳
・卵
・ワカメ
・アーモンド など
紫外線予防をする
紫外線によるダメージを受けると、皮膚は早くダメージ修復しようと過度にターンオーバーを早めてしまいます。
ターンオーバーは早すぎても乾燥・赤みといった肌荒れを起こしてしまいます。
紫外線は季節問わず降り注いでいるので、朝のスキンケアに日焼け止めをプラスして対策をしましょう。
日焼け止めと化粧下地が一体になったアイテムもおすすめです。
ターンオーバーを早めるカギは「水」だった!
実は、肌細胞の約60%は水分で構成されています。
そのため、肌のターンオーバーにとって「水」は重要な存在です。
水には、古い角質が剥がれるとき下層の新しい細胞を保護する役割があります。
この働きに使われる水は化粧水などのスキンケアでは補うことができません。
つまり、ターンオーバーを早めて周期を正しく保つには、水を飲んで「内側からの肌ケア」が重要なのです!
毎日の飲み物を水に変えると、より美肌効果が期待できると思います。
ターンオーバーを早める水の飲み方
せっかく水を飲むなら、普通に飲むよりもターンオーバーを意識して飲む方が良いですよね。
ここで、ターンオーバーを早める水の飲み方を紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
水は1日40ml飲むことが理想的
体重によって1日に飲むべき水の量は異なりますが、体重1㎏あたり40mlの水分補給が良いとされています。
例えば、45㎏の人は1日に約1,5ℓ~2ℓの水分摂取が理想的です。
これだけの量を一度に摂るのは難しいと思うので、500mlのペットボトルを何回かに分けるなど工夫して飲むようにしましょう。
また、コーヒーやお茶などには利尿作用があるため水分補給には不向きです。
水だけでは飽きるという人は麦茶やハーブティーがおすすめですよ。
水の温度にも気をつけよう
とくに夏場は冷たい水が飲みたくなりますよね。
しかし、冷たすぎる水は胃の負担になるので注意が必要です。
胃に負担がかかり荒れてしまうと、免疫力の低下から肌荒れを起こしやすくなります。
これではターンオーバーを早めるどころか遅くする恐れがあるため、35~40度の常温水か、白湯(90度以上)を飲むようにしましょう。
最後に
水分摂取は人間とって欠かせません。
毎日の飲み物を水に変えるだけで、美容面でもだいぶ変化があるはずです。
今回お話ししたことをぜひ参考にしてもらい、今日から水を意識的に飲むようにして美肌を目指しましょう!