こんにちは!
先日いとこが飼っている柴犬に会いにいったのですが
「あれ?なんだか性格が変わった?」
そう思わず聞いてしまうほど性格や雰囲気が変わっていました。
昔はもっと穏やかでポワ~とした子だったのが今はちょっと怒りっぽくなっていて。
今年11歳になる老犬だから仕方ないのかなと思いつつもなんだか寂しくなってしまいました(´;ω;`)
((それでも可愛さ100%ですが!))
ただ、老化が進むとさらに性格が変わるみたいで、いとこもまだ心構えが出来ていない様子でした。
そこで今回は老犬の性格の変化について調べてみようと思います。
目次
どうして老犬になると「性格」が変わるの?
調べてみると、老犬の性格が変わることはよくあることだそうです。
この変化には主に2つの理由が影響しているといいます。
2.老化による認知症や病気の影響。
とくに2.老化による認知症や病気の影響は大きな理由で、聴力や視力の衰えから周りへの恐怖心が芽生え急に激しくほえたり噛みついたりすることがあります。
老犬も吠えたくて吠えているわけではなくて基本的な性格はそのままなので、変化が見られたら飼い主の意識も変えていくことが大切だそうですよ。
犬の老化が始まる時期
犬は7歳~9歳頃から徐々に老化のサインが見られるといわれています。
この年齢は人間の44歳~55歳あたり。
人間だとまだまだ動ける年齢ですが中年期になると徐々に体力が衰えていったりシワが増えるなど体や見た目に変化が起きすよね。
犬の場合も同じでこの頃から老化のサインが出始めるのだそう。
性格が変わり始めるのもこのくらいからだといいます。
そして10~12歳頃から本格的な高齢期に入り「老犬」になります。
犬種や個体差によって老化のスピードは異なりますが7歳頃から老化現象が出ると覚えていることも大切だそうです。
老犬になるとどのように性格が変わるの?
飼い主のみなさんは愛犬の変化に気付きやすい方ですか?
いとこは「老犬になってから意識していたのに性格の変化にはしばらく気付かなかった」と言っていました。
目に見える外見の変化はすぐに気付いても内面部分の性格は意外と気付きにくいのかもしれません(>_<)
では老犬になるとどのように性格が変わるのでしょうか?
性格の変化①:攻撃的になる
老犬の頭を撫でた瞬間、吠えたり噛みついたり攻撃的になってしまうことがあります。
急に攻撃されると少し怖いですがこれは威嚇ではないので安心してください。
老犬になると加齢とともに体が衰え、視力・聴力・嗅覚も低下してきます。
そのため飼い主の匂いや足音が分からなくなり突然知らない人に触られたと勘違いしてその驚きから反射的に攻撃的になってしまうそうです。
常に怒りっぽくなってしまうのも周囲を警戒している影響なのです。
性格の変化②:甘えん坊になる
攻撃的になる老犬もいれば逆に甘えん坊になる子もいます。
いわゆる人間でいうところの赤ちゃん返り。
いつも以上に飼い主につきまとう、同じ布団に入りたがる、散歩中に抱っこをせがむなど子犬期を思い出すような行動をして飼い主の注意を引くことがあります。
これも不安からくる甘えで老化現象へのストレスからくるものだと言われています。
また、体調が悪いときも甘える傾向があるので注意深くみてあげましょう。
性格の変化③:興味を示さなくなる
老犬になると遊びやおもちゃに興味を示すことが少なくなります。
精神的に落ち着いたということもあり子犬のように新しいものに興奮するというよりかは物怖じしない落ち着いた雰囲気がでてきます。
飼い主としては少し寂しい気持ちですが、たまにおもちゃに反応して昔のように遊びだすことがあるので安心してくださいね。
老犬は疲れやすいぶんその子の気分やタイミングによってテンションも大きく変わってくるのだと思います。
性格の変化④:臆病になる
昔は知らない場所へも積極的に行き、知らない犬ともよく遊んでいたのが老犬になると自信のなさから急に臆病な性格になってしまうことがあります。
とくに元々警戒心が強いチワワやシュナウザーは若いとき以上に警戒心が強くなり無駄吠えを繰り返すことが増えてきます。
また、お留守番が苦手になってしまう犬もいるそうです。
老犬の性格が変わったら寄り添ってあげることが1番
このように急に性格が変わると戸惑ってしまいそうですよね。
どう向き合えばいいか悩むこともあると思いますが、まずは冷静になりそっと寄り添ってあげましょう。
💡甘えん坊になった⇒ 大らか気持ちで優しく受け止めてあげる。
💡興味を示さなくなった⇒ 無理に強要しない。
💡臆病になった⇒ なるべく1人にさせない。
老犬は身体的な介護と合わせてメンタルケアも大切になってきます。
精神的なサポートをしてあげることで老化のスピードを遅くさせたり、大きな病気に繋がるような原因をいち早く発見することができるので最後までしっかり寄り添ってあげてくださいね。
ただし、老犬介護は無理をしないこと!
とは言いつつも、飼い主さんに無理はしてほしくありません。
老犬介護は人間の介護とはまた違った大変さがあり飼い主さんが精神的に追い込まれてしまうことがあります。
寝不足やうつ病、病気になってしまうというケースも珍しくありません。
飼い主さんが辛い気持ちだとどこかで愛犬も感じとってしまうものです。
もし「介護は無理だ」と思ったら知人や老犬ホームに頼ることも視野に入れてみましょう。
老犬ホーム『THEケネルズ東京』では24時間体制で食事から排泄まで必要なケアを行ってくれます。
また、老犬ホームと聞くと
というイメージを抱いている飼い主さんもいると思いますが、THEケネルズ東京では性格を加味したうえで預ける期間を選べるので「平日だけ預けて休日は一緒にいたい!」などしっかりワンちゃんとの時間を作ることができます。
老犬介護が辛いと思ったら一人で抱え込まず頼ることも選択肢のひとつです。
老犬の性格が変わっても愛しい愛犬であることに変わりはない!
突然性格が変わってしまうと寂しい気持ちがありますがが、どんなに性格が変わっても愛おしい愛犬であることに変わりはありません!
いとこのワンちゃんも触れ合うなかで昔のようなポワ~とした雰囲気を感じることができたし可愛さは何ひとつ変わっていませんでした。
愛しい愛犬であることを忘れないでいてあげてくださいね。
また、慣れない老犬介護は不安やストレスとの勝負だと思います。
あまり無理せず周りのチカラを借りながら向き合ってあげましょう。